交通事故

事故

  27年近く、片道1時間余りの車通勤をしていた。よくよく考えてみれば、この間に2年以上の間、車に乗り続けていたことになる。9台の車を乗り継いで積算走行距離は130万キロメートルに近い。その間、無事故で走り続けてきたのだが、一昨日の朝、事故を起こしてしまった。交差点とも言えない程度の交差点で、対向してくるタクシーが方向指示器も出さずに車線を越えて突っ込んできた。客が突然右折せよと言ったので、ハンドルを右に切ったというのだが、いい迷惑である。向こうの保険会社が責任割合は1:9でどうですかと言ってきたのだが、納得がいかないと拒否している。社会常識として、交差点内の事故では10:0になるケースはほとんどないことは知っている。だが、すぐにうんというにはちょっと以上の抵抗がある。タクシーに乗っていた若い女性客は、いつの間にか逃げてしまった。車はバンパーがへこんで少し変形した程度だし、乗っていた私には怪我はない。まあ最終的には、小難で済んだと納得するほかないだろう。とはいえ、やっぱりとても気分が悪い。         7/16

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三連水車

7/15

今日の田んぼ
今日の田んぼ(7/15)

  今日も暑い。猛暑、酷暑、炎暑など言い方は色々あるが、靴の上から暑さがしみ込んでくる。毎日、イネの顔を見に行くのだが、大分しっかりしてきたようだ。ちょっと深水気味だったので、止水版を調節して水深を落としてきた。深水状態ではジャンボタニシの食害が酷くなるそうである。とはいえ今のところ、苗の生長は順調である。

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朝倉の3連水車

  帰りに朝倉の3連水車の横を通った。結構有名であるようだが、7時を過ぎた時間では観光客はいない。黙々と動き続ける水車に意識が有るとすれば、ホッとした自分の時間であるのかもしれない。この水車で水位を1.5 Mくらい上げているのだが、その灌漑面積は13.5 haに上るそうだ。この水車の横には2連水車が2基設置され、3基の水車が潤す大地は35haに上るという。200年以上前に作られたものが、いまも風景に溶け込んで稼働している姿は、現代文明の対極に位置するものである。我々の、目先の金儲けのための浅はかな技術が、伝統と知恵を内包する地域社会を破壊することがないように。

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草刈

7/13〜14

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草刈前のクリ園
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草刈後のクリ園

  いやはや暑かった。2日とも34℃を超す酷暑、気象庁のいう気温は、百葉箱すなわち地上1.5 mの日陰の気温である。真昼の最も暑い時間、少しでも涼しいところでの作業にしようと山のクリ畑での草刈を行った。標高が200 mほどあるので、理論的に考えれば気温は1.5〜2℃程度は低いはずだが、そううまくいく筈もない。まず麦わら帽子を目深にかぶり、乗用草刈り機で刈り始めた。体を動かすより楽ではないかという甘い考えで始めたのだが、すこし動くと後ろにあるエンジンの熱気がもろに伝わってくる。私の草刈機は海外向け仕様であるため、オイルクーラーが付いているのだが、真夏のオイルクーラーはオイルヒーターである。背中に遠赤外線ヒーターを背負っているようなもので、1時間ほどで音を上げてしまった。草を切る高さは最高にセットしているのだが、凹凸でどうしても土壌表面を削ることになる。風向きによっては排気ガスと土埃を一緒に吸い込まざるを得ない。

  結局予定の半分ほどで切り上げ、後はエンジン付き草刈機で法面の草刈に切り替えた。この作業も日向ではひたすら暑い。日陰に入ると間髪を入れずヤブ蚊が襲来する。網付きの帽子をかぶっての作業で、自分の呼気がこもって暑い。体調と相談しながらの2日間で、園の外周の草刈は終わった。園内の草刈はもう1日必要である。

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徒労

7/07

 6日は所用があって、田んぼへの出勤はできなかった。7日は一日の予定を胸に出かけたのだが、前日の宴会で少々疲れ気味である。安全第一の運転で、いつもより時間がかかった。昨年同様、この季節の雨は激しい。先週半ばから降った雨で、一部では被害が出ているようであるが、幸い私の水田には被害はなかった。先週、除草剤を散布したため水の流出を止めていたので、水位がだいぶ上がっていた。イネを溺れさせるわけにも行かないので、止水板を幅の狭いものに変更し5 cm程水位を下げることにした。それにしても降ったり止んだり、梅雨空は一定しない。

 山腹にあるクリ畑に移動して、道路脇の草刈りと、せり出してきた木の枝の処理を2時間余り行った。今月末に、この辺りの果樹園所有者達総出で、道路維持活動がある。まだ3週間ほど有るとはいえ、自分の土地の周りだけは早めに終わらせておかねばならない。陽が射すと、とにかく暑い。

 4時過ぎから、カキ畑の防除である。炭疽病とフジコナカイガラムシを対象にした散布である。散布直後に雨が降ると、効果は激減する。陽が強くなる前に撒くと、薬害が出かねない。空模様を見ながら、散布をするかどうかぎりぎりまで迷ったが、通作の悲しさ今日まかないと1週間遅れてしまう。決断して、5時前に散布液を作った。雨合羽を着て、長靴、ゴム手袋、ゴーグルにマスクという出で立ちで、1時間半ほどかけて散布した。外気温32℃での作業は温熱地獄である.もっとも脱ぐときの爽快感は格別であるが。なんとか仕事を終え、荷物をまとめて帰ろうとしたら、ワイパーが効かないほどの土砂降り、ああ今日の労働は何であったのか。

  今年はじめてニイニイゼミの声を聞いた。この声を聞くと夏を実感する。これが今日の収穫かもしれない。

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6/29・30

6/29・30

カキ畑の下草を切って一月あまり、もう私の膝を超えるような草に覆われている。新たに入植した農民としては、手入れの行き届いていない農園の姿を地元の人に見せる訳には行かない。それは、好意的に受け入れてくれる人々に対する裏切りであろう。小雨ではあったが、乗用草刈り機で大まかに切った後、手持ちの草刈機で整備した。草刈の終わった畑には、散髪をした後の爽快感のようなモノを感じる。でも一株、モジズリの花は残してきた。

田植えから一週間経って、どうやら苗が根付いたようだ。朝から水口を開け5 cm位の水深にして、除草剤で処理した。いくぶん魚毒性がありそうなので、落水を止め数日維持する必要がある。ただ、散布には失敗した。投げ込み式のいわゆるドボン剤を使ったのだが,この日は風が強く思ったところへ着水しない。薬剤に幾分かの凝縮性があったので、すこし丸めて放り込んだ。丸めた奴は狙った所には放り込めたが、今度は水面でうまく拡散してくれない。何カ所か、イネにも影響が出る可能性がある。風の強さに伴って水の動きが速かったので、低層流に載った拡散に期待しよう。

他にはたいしたことはしなかったが、植えていたジャガイモとニンニクを収穫した。ジャガイモはイノシシの食べ残しかもしれない。かなり食いカスが散らばっていた。だが、サツマイモに比べるとジャガイモは好きではなさそうである。ニンニクは思っていたより沢山採れた、しかし、娘が嫌うため我が家の食卓には上りそうにない。

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