迷惑御免

  柿が採れすぎて困っている。樹齢40年近い柿の木20本に鈴なりになっている。採果が間に合わないだけでなく、取った果実を捌くのも間に合わない。世の中、何でも一桁上がるとフェイズが変わると言われるが、まさにその通りである。10 Kg採れたのであれば、喜び且つ楽しんで食べるであろう。100 Kg 採れたら、近所に配り、友人に配りして、周囲の人に喜んでもらえる行動がとれると思う。

  富有柿、一般に出回っている柿と違って充分に熟したものを採果しているため、糖度は極めて高い。農薬の散布回数は、通常の三分の一程度である。その分、見かけは今一つであるが、食べた人の評価は極めて高い。

  しかし、販売するルートを確立していないのに 1,000 Kg 以上採れたら、これはもはや地獄である。友人に配って喜んでもらうなどと言う生やさしいものではない。軽トラに積んで友人宅を訪れ、脅迫しながらコンテナごと置いてくるしかない。昔のソフトボール仲間にも、1〜2コンテナずつ山盛りにしておいてきた。近所のスーパーで柿の売れ行きが悪いということであれば、原因は私かもしれない。

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柿 収穫

        近頃、果物の収穫期がだんだん早くなっている。出始めの頃の方が価格が高いということもあって早生品種への切り替えが進んでいるのだが、味という点から見ると従来種の方がおいしい場合も多々見うけられる。まあ、味の評価は各人の嗜好に左右されるので、絶対的な評価はありえないが。

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  私の柿畑も収穫の時期になってきた。近年はやりの早生品種ではなく、昔からの富有柿である。前の地主さんが可愛がっていたらしく、樹齢30年を過ぎているにもかかわらず、木の勢いは甚だ強い。枝の剪定を行い、摘蕾を行い、摘果もしたつもりだったが、全く不十分でブドウと見紛うように実をつけた。

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  先週から今週にかけて収穫を始めたのだが、1本の木に少なくとも200個、場合によってはその倍近い実がなっている。ざっと数えて5,000個は超えるだろう。販売するつもりは未だないため、ルートの開拓は行っていない。どうするか。知人にもらっていただくしか方法はない。本人も責任を感じて、1日に5〜6個は食べているのだが、とても間に合わない。

隣に桃の畑がある。桃畑とはいうものの、外周には小梅の木が植えてあるし、所々に甘夏も植えてある。その中に一本、すばらしい柿の木がある。

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高さは15mを超すような渋柿である。毎年、秋の風物詩として写真に撮っても良いほどの実をならせる。今年も豊作で、柿右衛門にみせたいような姿である。先日、持ち主のご夫婦と出会った。本当に立派な柿ですねと話していたら、うちでは取り切れないのでご自由にどうぞといわれた。田舎の豊かさである。しかし、我が家の敷地にある20本の柿の収穫さえ間に合いそうにない。あの木もなどと考えると、きっとうなされるに違いない。

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This land is your land

我が祖国

  今日、とある場所でウディ・ガスリーの「我が祖国:This land is your land」を聞いた。何年ぶりだったか記憶にさえないのだが、ピーター・ポール & マリーやジョーン・バエズもカバーしていた曲である。私は1960〜70年代のフォークブームの波をかぶった人間である。ボブ・ディランやピート・シガーなど社会派フォークあるいは反戦フォークと呼ばれるものも聞いてきた。とはいえ、何も考えずにメロディだけを追っていたらしい。その後は、自らの生活に追われてこの歳まで生きてきた。

  だが、今日この歌を聴いて突然気付いたことがある。ウディ・ガスリー言うところの your  そしてmy の主体は誰を意味するのだろう。この歌には、幾つかのバージョンがあるし、殆ど歌われない難解な4番の歌詞もある。landという単語に込められた、promised land 的な暗喩くらいまでは、何とか推測できるのだが、your  そしてmy に対応する主体については、判断が難しい。今となっては、彼の真の意図を知るよしもないが、居留地と呼ばれる過酷な場所に押し込められていたアメリカ・インディアンは、この歌をどのように聴いたのだろう?彼らは、your の中に含まれていたのだろうか?これ以上書くと、アメリカという国家の根幹に触れる余りに政治的な話になりかねない。後は読者なりに考えて下さい。

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偽装 その2

  数日前に偽装について書いた。あの時点でもう少し偽装件数は増えるとは思っていたのだが、その増え方はまともではない。偽装が行われている件数については、無数にあると思っていた。ただ偽装がばれても、新聞種になりそうもない中小の企業が主体になると考えていた。ところが、まあそういう例はきっと無数にあるとして、一応日本を代表するようなホテル、デパートが続々と名乗りを上げてきたではないか。さすがに、真義違反だし、認められることではないとは思うものの、気付かずに食べていまになって弁償金を貰いに行く人も情けない。「グルメグルメと浮かれるんじゃないよ」などと批判をしていたら、なんとこのブログにも偽装問題が生じたらしい。

  10月25日金曜日、ずっと70件/日程度であった閲覧数が突然300件近い値になった。次の週は150件近い値で推移していたのだが、先週の土曜以来400件を超えた状態が続いている。個人が半分趣味で書いている科学オタクブログに、400人も来るはずはないではないか。コメントを見てみると、Canada goose を冠したくだらない売り込みが無数に届いている。消すのが大変である。アクセス元を見てみるとdynamic.163data.com.cnというアドレス(中国発?)からのアクセスがずらっと並んでいる。私の責任ではないと思うが、YahooとGoogleは、検索の記載順位を上げるために偽装アクセスを続けていると判断したらしく、このブログは検索結果から消されてしまった。コメント作成に少し条件をつけて貰い、機械的な投稿を制限したが今後はどうなるだろう。

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漏れ

  近頃、マスコミにおける言葉の使い方が気になってしかたがない。一番酷いのは“安全”と“対策”という言葉だが、これについては別に書く機会があるかもしれない。今回は、近頃目に付くあまりにも酷い“漏れ”という言葉の使い方について述べてみよう。2チャンネルには独特の“漏れ”の用法があるようだし、“漏れ”すなわち汚染水漏れのことを思い出されるかもしれないが、その話ではない。

  JR北海道の、ポイント2,100カ所の調査漏れという記事を見た。しかし、これはおかしい。JR北海道は、「ポイント調査は対象外であると判断して調査しなかった」と言っているのだから、調査漏れではなく未調査あるいは未点検と書くべきであろう。

  “漏れ”とは、沢山やった上でそのいくつかに見落としがあったことを意味するのではなかったか。点検項目が沢山あって、その1項目であるポイント調査漏れていたともれたということであれば、ポイントの調査が漏れていたとして、記事内容に2100カ所という内容を書くべきではなかったか。

  この言葉遣いの予兆というか前触れは、高速増殖炉“もんじゅ”に関する報道で感じていた。昔のことで詳しい日時は憶えてないが、日本原子力研究開発機構は2012年の11月に、2010年の7月以降、延べ9679件の設備点検を怠っていたという発表をした。マスコミの多くが9679件の点検漏れと報道した。現在では“点検漏れ”の件数はまだ増えて、14,000件を越えていると報道されている。

  1万件を遙かに超える「点検漏れ」という発想は、なかなか大胆なものである。記者会見で、全体の点検箇所が何カ所あるのか、あるいは14,000件は全体の何パーセントに当たるのかという質問はなかったのだろうか。なかったとすれば、出席した記者の脳みそは腐っている。

  10月31日のM新聞で、「原子力規制庁は30日、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)で、安全上最も重要な「クラス1」の機器14個を含む15個が今年2月から約半年間、必要な点検がされていない状況にあったと発表した」という記事があった。ところが記事の見出しは「もんじゅ:15機器、半年点検漏れ 時期を誤る、保安規定違反」となっている。危機感において、見出しと内容にかなりな落差が存在する。さらにここでも、全体数が示されていない。

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