迷惑御免

  柿が採れすぎて困っている。樹齢40年近い柿の木20本に鈴なりになっている。採果が間に合わないだけでなく、取った果実を捌くのも間に合わない。世の中、何でも一桁上がるとフェイズが変わると言われるが、まさにその通りである。10 Kg採れたのであれば、喜び且つ楽しんで食べるであろう。100 Kg 採れたら、近所に配り、友人に配りして、周囲の人に喜んでもらえる行動がとれると思う。

  富有柿、一般に出回っている柿と違って充分に熟したものを採果しているため、糖度は極めて高い。農薬の散布回数は、通常の三分の一程度である。その分、見かけは今一つであるが、食べた人の評価は極めて高い。

  しかし、販売するルートを確立していないのに 1,000 Kg 以上採れたら、これはもはや地獄である。友人に配って喜んでもらうなどと言う生やさしいものではない。軽トラに積んで友人宅を訪れ、脅迫しながらコンテナごと置いてくるしかない。昔のソフトボール仲間にも、1〜2コンテナずつ山盛りにしておいてきた。近所のスーパーで柿の売れ行きが悪いということであれば、原因は私かもしれない。

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