売田と戸灯 

 アメリカの大統領選挙、大手マスコミは売田さんが勝ったという。ところが独立系のミニコミの中では戸灯が不正選挙を暴き、勝利を収めると報道する。投票で不正があったかどうかなど、浮羽の田舎では知るよしもなく真実は霧の中である。いやこれもな違っているな。真実は当事者の心の中に在るものであり、事実と違う場合が多々存在する。曰く、「事実は真実の敵である」。

 戸灯さんはアメリカ人好みのマッチョ、我が侭で自国ファースト、俺がルールそのままの人で、他国からすれば少々以上に迷惑なのだが、少なくとも言ったことをやっているだけで根暗なところはなさそうだ。商売人だから損することはしないというという点で、損切り覚悟で交渉すれば、妥協点を見いだすことはできるだろう。仕事上何度も破産の淵を歩いたらしいが、(ロシアからの資金援助があったが故に?)何とか生き延びてきている。まあ、幸運な人だろう。

 一方の売田さん、何となく暗い。最初の妻と子供を交通事故で亡くすなど家庭的には恵まれていない。策士であることは間違いないが、彼自身の理念(正しいか正しくないかは判断する人の立場に依存する)を重視するが故に、相手に対し呵責のない決定をしてきたように感じる。政治献金の噂をそのまま信じるつもりはないが、中国とのつながりは非常に強そうだ。そして、学生時代の論文の盗用問題やイギリスの労働党党首の演説盗用問題など、みっともない醜態をさらした人物でもある。そうでありながら大統領候補まで来たと云うことは、この人もまあ幸運な人だろう。

 2人ともかなり危ない闇を抱えていることは間違いないだろう。日本の首相であっても、嘘と闇とカネにまみれている。それはそうと、安倍前首相の忖度新聞だった読売新聞が、突然先頭になって、桜疑惑の報道を始めたのは意外である。管首相による安倍切りかなとも思ったが、彼は当時の官房長官である。共犯を疑われる立場であることを考えると、いくぶん疑問に感じる。読売新聞、社主は渡邉恒雄、創業者は正力松太郎、CIA 、いやいや分からん。この桜疑惑、カネが安倍氏の後援会からでているのであれば、秘書が秘書がで逃げ切れるかもしれないが、もし官房機密費からのカネであれば・・・。

 大統領選、どうなるのか判断が付かないが、状況によっては内戦という事態になってもおかしくない状況らしい。とはいえ2人とも米政界におけるイスラエルロビーの影響を強く受けていることは間違いない。何らかの組織が仲裁に入り、司法取引による幕引きが行われるのではないかと考えているが、どうなるのだろう。米国内を舞台にしたロシアと中国の代理戦争などという絵が描けるかもしれないな。2人の政策を、戸灯が民族主義、売田が市場原理主義という分類が可能であれば、嫌いではあるが戸灯のほうが less worst といった感想である。

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新型コロナ感染症

 いよいよ第三波の襲来かと噂される新型コロナなのだが、正直な話、未だにこの感染症の性質が明確ではない。大きな理由はいくつかあると思う。一つはコロナは大変だ、命に関わる世界的なパンデミック感染症だと恐怖させることで、国民に対する管理システムを強化したいと思う人達が、検査数をいじりながら感染者数をコントロールしているように思える。陰謀論的な言い方になるのだが、この冬に向けて感染爆発的な状況を作りワクチン接種へと誘導しているのかもしれない。間違いなくオリンピック開催の条件整備にこのワクチンが使われると考えている。だが、そんなにうまく行くのだろうか?

 新型コロナウイルスは国際ウイルス分類委員会の分類体系における第4群 に分類されるウイルスで、 1本鎖RNA +鎖(そのままmRNAとして機能する)を遺伝子として持つ。第4群 に分類されるウイルスで、多くの種が存在するコロナウイルス類の一種である。いわゆる旧型のコロナウイルスが引き起こす普通の風邪は、気温が下がり湿度も下がれば急速に感染者が増加する。この性質から類推すれば、間違いなく新型コロナウイルスも冬に向けて急速に感染者を増やしていくに違いない。多分だが、いかにマスクをはめ、密集状態を避け、外出を控えても患者は増え続けるだろう。

 まずPCR検査についてだが、旧型のコロナ感染症(普通の風邪)に罹った人がPCR検査で陽性を示す可能性があると思うのだが、この点についての確実な情報を見つけきれていない。要するに現行のPCR検査が、新型コロナウイルスと旧型コロナウイルス群あるいは近縁のウイルスをどのくらい識別できるのかが今ひとつ分からない。つまりプライマーの問題である。さらに、検出限界をどこに置くかという問題も未解決である。国によってPCR検査時の増幅回数を何回に設定するかの合意が取れていない。従って、各国間の感染者数の正確な比較が困難な状況が続いているわけだ。これらは技術的な問題なので、本来なら国際間で合意が取れるはずのものだが、何故かそうした動きさえ感じられない。

 まあ色々な人々の色々な思惑と主導権争いが、マスコミやSNSを巻き込んで渦巻いているのだろう。つまりPCR検査は万能ではない事を前提にして考える必要があるのだが、こうした冷静な意見は昔から世の中で力を持ちえない。過激な意見に引きずられる人が多いのが現実である。最近のニュースだが、「ポルトガルの控訴裁判所は、新型コロナのPCR検査プロセスが信頼できるものではなく、故にこうした検査結果をもとにした強制隔離は違法という判決を下した。この判決は、11月11日(水曜)に開示され、それ以降、さまざまな独立系ニュース・メディアで報じられている。」この裁判官は、それなりに学習したのだなと思うが、上級審でこの判断が通るかどうかは分からない。もちろん日本の大手メディアはこの手のニュースは絶対に取り上げないだろう。

 問題はこの新型コロナ感染症がどの程度危険な病気であるのかと言うことである。最初から書いてきたことだが、コロナウイルス感染症についてはワクチンではなく治療薬がない限り社会的混乱は収束しないと考えている。先月初めに10月中にはアビガンが認可される予定だという報道があったが、梨のつぶてで続報はない。どこかでパイプが詰まっているようだ。

 現時点での話だが、国内におけるコロナウイルス感染症による致死率は恐れるほどのものではないようだ。子供や若者は殆ど重症化しない。中年の人々でもさほど恐れなくても良いだろう。何らかの基礎疾患を持った高齢者は危ないという当たり前のデータが出ている。ちなみに、高血糖で呼吸器が弱い私などは高リスク群に分類される。とはいえ、これは普通の風邪(旧型コロナウイルス感染症)であってもインフルエンザであっても同じである。年寄りがインフルエンザや風邪によって肺炎を起こしやすいのは世の常である。最初にこの感染症に関するショッキングな動画が拡散したこともあって、必要以上に恐怖を感じている人が多そうだ。正直な感想だが、通常のインフルエンザと同じくらいだなと言うのが私の現時点での捉え方である。次の記事に書いてある内容は私の意見とほぼ同じである。ちょっと長い記事だが参照してください。https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca052cf5675e4ee3c157c25446a5e78387cdf09?page=1

 従って、初めから言っているように大規模なロックダウンによる経済的損失と人間関係の切断の方がより大きな混乱をもたらすと思う。日本においても自殺者の急増が起こっている。この自殺者の内訳を見ると、新型コロナ感染症においては、重症化する割合は男性の方が多いにもかかわらず女性の死者の方がかなり多い。つまり、この感染症が身体を傷つける病気であるというより、心を傷つけてしまう感染症となっていることを示していると考えて良いだろう。私は初めから、この感染症に起因する社会的混乱による死者が、感染症による死者を上回るだろうと予想していたが、嬉しくないが予想通りの展開になっているようだ。この冬の感染拡大の状況によっては、この傾向はさらに強まるだろう。早く冷静になって、別の道をさがすべきだと考えているが、この政府を当てにしていては間に合わない。ではどうすれば良いか。

 対策を考える前に新型コロナ感染症は大した病気ではなく、普通のインフルエンザとして扱っていいのかとという問題を考えておく必要がある。私はインフルエンザと同じ程度の病気であると考えると書いた。急性症状においてはそうだと思う。その後遺症についてはそうではない可能性が十分にある。新型コロナウイルス感染症が治りPCR検査で陰性になった後も息苦しい、動くのが辛い、咳が続くなどと言う後遺症に悩む人がいるのだが、これは新型コロナ感染症に特有のものではない。普通の風邪(旧型コロナウイルス感染症)やインフルエンザに由来する肺炎であっても同じような症状が残ることは珍しくない。そうした後遺症はある程度避けることはできないないと考える。後遺症で悩んでいる人には厳しい言い方になってしまいとても心苦しいのだが、インフルエンザやインフルエンザから肺炎を起こした患者さん達にも一定数そうした症状が残ったにも拘わらず、今まで問題視されていなかったのが現実である。新型コロナ感染症罹患者のみならずインフルエンザ罹患者を含めて、こうした後遺症の治療法の開発を急ぐ必要があると考えている。

 さて、大きな問題が後遺症である。東京都の医学総合研究所のデータをみると、 

・ 患者143例(平均年齢56.5歳)、男性90例(63%)で女性53例(37%)、平均入院期間2週間。
・ COVID-19症状発現から平均60.3日後の評価時点で無症状だったのは18例(12.6%)、患者の32%は1~2つの症状があり、55%は3つ以上の症状が見られた。
・ 患者の44.1%でQOLの低下が見られ、特に倦怠感(53.1%)、呼吸困難(43.4%)、関節痛(27.3%)、胸痛(21.7%)を訴える人の割合が高かった。咳、嗅覚の異常、ドライマウス/ドライアイ、鼻炎、目の充血、味覚の異常、頭痛、喀痰、食欲不振、咽頭痛、めまい、筋肉痛、下痢といった症状を訴える患者もいた。

となっている。現段階の私の知識では旨く網羅できないが、サイトカインストームが起こった結果、全身の血管に損傷を起こしている場合が多いそうである。ここを効果的に防ぐ治療法が望まれるのだが、サイトカインストームの後遺症については知識不足でうまく説明できそうにない。最も良いのは、初期段階でウイルスの増殖を止めることであろうし、状況を見て血栓溶解剤の適切な使用しかないだろう。ワルファリンか?。これは殺鼠剤だな。いや、実際は色々な薬がありますが、私に選択する知識がないと言うことです。

 さて、いままで新型コロナ感染症は大したことはないと思えるような書き方をしてきたが、そうではない。この点は間違えないで欲しい。一つは感染能力と毒性(と書いておこう)が突然増大する可能性があるからである。世界で4,000〜5,000万人の犠牲者を出したスペイン風邪では、第2波を引き起こした変異ウイルスの毒性が最も高かった。もちろん弱毒化する可能性も存在するが、強毒化した場合の防疫体制の構築は必要である。現在、最初に感染爆発を起こしたウイルスは広がった先で突然変異を繰り返し、多数の変異株が出現している。この変異株の中から強毒株が流行るか弱毒株が流行るかは、現時点では誰も予想できない。

 この変異する能力、言い換えれば突然変異の起こしやすさが、ワクチンが有効な手段とはなり得ないとする一つの理由である。もしワクチンができたにしても、対象とするウイルスは変異を起してワクチンが効かない状況が起こるのは間違いないと考えている。現在のインフルエンザワクチンが、製造前に予想した型と違う型のウイルスが流行した場合、効果を持たないのと同じである。世界各地で起こっている変異情報と毒性を、注意深くトレースすることが不可欠である。とにかくワクチンに過剰な期待をかけてはいけない。さらに付け加えれば、なぜか分からないが皆が殆ど恐れていないインフルエンザであっても、急激に毒性を高めた株が流行する可能性は十分に存在する。いわゆるヒトに感染能を持つ強毒性鳥インフルエンザもこの問題に含まれる。このインフルエンザに対しても、ワクチンは後追いするだけで余り有効な防疫手段になっていないことを認識すべきであろう。

 従って、この新型コロナ感染症に対して最も有効なのは、罹患したときに服用できる治療薬を見つけることである。読まれる方が一番知りたいのはここだと思う。以下の部分、信じるか信じないかは、貴方が決めて下さい。確定的なことを書くことはできないが、少しまとめよう。まず、新型コロナ感染症は巷間言われているほど怖い風邪ではない。人混みに行くときマスクを掛け、帰ったら手洗いをする程度の注意で良いと思う。でも、後遺症は無視できないくらい酷くなる可能性があるので、罹らないように注意することは必要である。注意しておくべき事は、現行法の下で医療崩壊が起こったら、熱があると言っただけで市中の病院は診療拒否、保健所はたらい回し、救急車の乗っても病院側が受けいれ拒否という事例が増えてくると思う。以下の情報は、そうなったときの一つの対処法として考えて下さい。

 1. 最も安全で効果があると思われるのはイベルメクチンでしょう。長い間使われてきた薬で副作用が少ない。予防にも治療にも使えそうな薬です。現在はイヌのフィラリア症に多く使われているため、イヌの薬と認識されているがそうではない。人に対しても腸管糞線虫症や疥癬など寄生虫によりおこる感染症の薬として使われている。イベルメクチンは無脊椎動物の神経・筋細胞においてグルタミン酸作動性Clチャネルに結合し神経又は筋細胞の過分極を引き起こすことで殺線虫活性を発現する。ところが、このイベルメクチン、細胞内でウイルスの増殖を抑える作用も持つことも知られている。興味のある方は https://aasj.jp/news/watch/12749、あるいはウィキペディアの最後の部分等を読んでください。また、イベルメクチン、新型コロナ感染症で検索すれば、いくつもヒットします。ただ、どうしたわけか、リンクの切れたサイトやアクセスできないサイトが多い感じです。入手方法は個人輸入をするか、イヌの薬を横取りするか、・・・・・。勧めるわけではありません。変に勧めると薬事法違反になってしまう。北里大学、イベルメクチンで治験の状況をみて判断してください。個人的に色々とお教えするのは可能だが、必要以上に公にするのは控えます。

2. レムでシビルは、日本で使えるとは云え止めた方が良いでしょう。珍しくWHOが否定的な報道をしています。あまり効かないだけでなく、臨床実験の段階で、肝機能障害、下痢、皮疹、腎機能障害などの頻度が高く、重篤な副作用として多臓器不全、敗血症性ショック、急性腎障害、低血圧が報告されています。そう言えばギリアド社の株価はかなり落ちていますね。まあラムズフェルド氏が裏で動いていそうです。何か裏がありそうな雰囲気です。

3. アビガンは、強毒性トリインフルエンザに対する緊急用の治療薬であり、国内では新型コロナウイルスへの使用は医療保険の適用外であるため、認可が下りるまでは一般には使えない。RNA生合成阻害剤であり効果はあるでしょう。ただ、あの構造をみると催奇性や遺伝毒性がある可能性は否定できない。現に催奇性がある事は分かっており、妊婦の服用は禁止されている。現在国内での製造販売の承認は、新型インフルエンザ(強毒性鳥インフルエンザをイメージしている)が流行し、他に治療法がない場合、厚生労働相の要請を受けて初めて製造できるという条件付きの承認である。最初の頃、新型コロナウイルスの毒性が非常に高いような報道があり、治療薬もなかった時点では、アビガンに対する期待を持っていたが、安全で効果の高いイベルメクチンが使えるようなら、次善の選択として良いだろう。

4. 変な話だが、初めの頃この病気に対してピリン系の解熱剤投与は良くないという情報が流れていた。ところが近頃になって、アスピリンの低薬量の投与で血栓の形成を防ぐことができるという話が聞こえ始めた。まだリサーチ中です。頭痛薬で町の薬局で買える薬であるため、万一のために一箱買っておくという選択で良いかな。

5. まだ、たくさん治療薬の候補、あるいはすでに使われている薬があります。それらについては、入院できたときにお医者さんが使ってくれるでしょう。

6. ヒドロキシクロロキン、効くかも知れません。個人輸入で入手も簡単です。ただ、副作用をみていると、クロロキンより安全だとしても最初に飲む候補ではないかな。

7. 陰謀論系の話になりますが、MMS、二酸化塩素が効果があるという話がありますが、私には事の真偽分かりません。トランプが殺菌剤を飲んだら良いと発言したとき、これらを意味しているのではと推測しましたが、マスコミで徹底的に叩かれた。それ以来続報が全くありません。二酸化塩素については昔731部隊で使ったところ効果が高かったとする情報があるのだが、安いから薬屋さんの儲けにならないだろう。クレベリンか???。入手は比較的容易です。

8. ワクチンには期待しない方が良いでしょう。RNAウイルスに対するワクチンがそんなに簡単にできるのであれば、風邪のワクチンや SARS や MARS に対するワクチンができているはずです。まして、通常は5年から10年くらいかかる安全性試験を1年に縮めるなど、かなりな暴挙です。政府がワクチンワクチンと焦っているのは、多分オリンピック開催を強行しようとしているためでしょう。ワクチンを打っていない人は観戦不可などという決定がなされるかもしれないな。私はどうせ行かないけど、オリンピックエンブレムがおいてある新国立競技場の入り口、葬儀社の入り口みたいで好きじゃないな。眠たくて書きすぎてる。https://news.yahoo.co.jp/articles/b21ab8ef9cdd160dfa00ca8ab106baaf4e842ceb?page=1  一寸ばかり長い記事だけど、ほぼ正論です。

 とにかく罹らないことが第一、とは言ってもマスクのかけ過ぎは間違いなく健康に悪い。紫外線でウイルスを不活性化などというニュースがありましたが、皮膚ガンまで行くかどうか分からないが、あれは目を痛めます。LED光でさえ目にキツいと感じているのに。何とも住みにくい社会になってしまったとぼやいています。今回の分は推敲が不足しているので、入力ミスや文のつながりの悪さが多々ありそうですが、著者の老化が原因と考え、補って読んでください。追って、修正します。

追記

9. ビタミンCの大量投与、これも効くかどうか分からないが、昔からビタミンCは風邪に効くという話はよく知られている。風邪の原因の一つが旧型のコロナウイルスであることを考慮すれば、効く可能性はあると思う。ただし、投与量が非常に多い。経口投与では下痢をしそうである。静注でということになると、やってくれるお医者さんがいるかどうか。事前に仲の良いお医者さんとよく話し合い、秘密の厳守並びに万一の場合でも責任は問わないする契約書でも交わしておかないと無理でしょうね。それでも、医師法違反になるかもしれない。要らないことですが、二酸化塩素との同時投与は双方の効果を打ち消し合いますので、絶対不可です。

 色んなことを羅列しやがって、結局どうすれば良いんだという話になりそうだ。答えは分からない、きっとお釈迦様でも分からない。お前ならどうするという質問であれば答えられる。予防にイベルメクチンを服用し、それでも罹ったかなと思える場合は、状況に応じてイベルメクチンを追加、ビタミンCと少量のアスピリンを飲むでしょう。これでウイルスの増殖は押さえられると思うので、後は細菌性肺炎を起こさないように体力維持に努めるというところかな。熱がひかないようならアジスロマイシンかな。ここまでで少し時間が稼げるので、その間に細菌性肺炎治療をやってくれる施設か医者を捜すのが良いだろう。それで駄目なら、お釈迦様が何とかしてくれる。間違って貰ったら困るのは、この話は医療崩壊が起こってしまった場合の話である。この点を間違わないで欲しい。

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たまには良いものを喰いたい

 歳を重ねて食事の量は減った。飯は一膳しか食べないし、味噌汁も一杯きりである。これ以外に何か一皿あれば何ら文句はない。数切れの漬け物でもあれば飯の量が足りなくなるのだが、この状況を不満に感じることはない。段々と仙人に近づいているのかもしれないと思うのだが、現実はそうでもない。昨日は甥っ子が釣ってきたブリにありついた。今日は、昼にドラゴンフルーツのジャムを食べ、スイートスプリングを絞ったジュースを飲んだ。夕食にはNさんから貰っていたイノシシを食べた。町中にいたときより食卓は多彩である。

 では、「偶には良いものを食いたい」というタイトルはどんな意味か。少量多品種、一応道の駅へ出荷している。出荷するとなれば見栄えが大事である。味とカロリーは同じだと思うが、見栄えが悪いと売れ行きは激減する。少しくらい値段を下げてもやはり傷のない美品には勝てない。農薬の使用に反対と言っている人であっても、虫食いがある葉物、コガネムシの幼虫が囓ったサツマイモ、カメムシが吸汁した柿や梨などをより分けて買っていくらしい。青果市場でも当然のこととして値段はひくいし時には売れ残る。

 農薬の話をしているのではない。現実の話である。私も自分の知識に従って可能な範囲で減農薬栽培をしているのだが、収獲が近づくと薬の使用を止めるため、ある程度の虫食いが必ず発生する。収穫後、虫食いの少ない美品を選んで商品として出荷するため、手元に残るのは傷物になってしまう。一寸凸凹で隣の枝でこすられた柿、表面を囓られたサツマイモやダイコン、植物繊維分が多めになった葉っぱ、芸術的な食痕のある野菜など、これらが私の食糧になるわけだ。これは不平を言っているのではない。農家はどこでもそんなものである。そこで出てくる言葉が表題の一文、「たまには良いものを喰いたい。」である。

 この望みを実現するための方法、これは簡単である。収穫をしている近所に人の畑に行って、「今年はどうですか」、「これは良いのがでけとる」、私の作った奴はこんな具合にはできないんだけどと作付けのこつを聞けばよい。育てるコツを教えて貰えるだけでなく、時には最高の収穫物を頂くこともある。良いものを食べたいという希望が達成される瞬間である。もちろん、後で私が作っている作物の中からそれに見合うと思われる収穫品を進呈するのは言うまでもない。良いものを食べただけでなく親交も深まる、一石二鳥だ。さて今日は隣のTさんから、味の乗った富有柿を3コンテナほど購入する予定である。親戚に少し配ろうと思っているのだが、その前の試食が楽しみだ。

 

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下書きが溜まっているのだが体調不良

 あれこれと書き始めて中途で止めている下書きが溜まっている。理由は、安易に書き捨てるわけにはいかない内容であり、どう書くかで迷っているからだ。いま一つ、体調不良が理由だが、だからといって心配はいらない。昔からしたくない仕事をズルズルと先延ばししていると、その期間が長引くにつれて体調が悪くなる。民生委員として社会福祉協議会が行う共同募金の集金に行くように依頼されているのだが、これが果たして民生委員の仕事であるかどうかについていま一つ納得できていないからである。一年近く民生委員をしてきたとはいえ、市役所と社会福祉協議会とどのような関係にあるのかが理解できていないのが原因である。まあ私も村社会の一員であるので、どこかでモンモンとしながら従うのは従うのだが、足は重い。これが終われば体調の回復は間違いない。

 今日、山の法面が燃えた。隣の畑の持ち主が枯葉を燃やしていたときに燃え移ったという。私が駆けつけたときはもう殆ど消えていた。ただ、乾燥した状況にあったので、風が吹くとまた炎が上がる。近所のNさんに動噴を借りて水を丁寧にかけたのだが、何となく消防士気分である。水をかけた灰が飛び散って、灰まみれになっていた。私も、燃やしたい枝や切り払った雑草を沢山持っている。ただ、近頃雨が降らず湿度が30%前後の日が続いているため、火を付けるのを控えていた。ここら辺りでは昼間、枯れ草を燃やしながら炎が燃え広がることを「赤猫が走る」というようだが、江戸時代の用法で赤猫という場合は放火犯を意味する。今回は赤猫が介在したわけではない。でも、燃え広がらなくてよかった。それにしても百姓とはいろんな経験をするものであると改めて実感した。

 世間の人と違うことをしようなんて全く考えていないのだが、いつの間にか違うことをしている。持って生まれた気質だから仕方ないと諦めている。世の中では「鬼滅の刃」なるアニメ映画が流行っているそうだ。もちろん行かない。ただ、鬼という言葉に惹かれた。「鬼滅の刃」とは全く関係ないのだが、鬼とは何かという疑問は昔から持っていた。いわゆる世間から追放、あるいは疎外された人ならざる人、従って人ならざる生業をせざるを得なかった人ならざる人々を意味しているように感じていた。もちろん先の範疇に含まれない鬼もいそうである。いつ頃だったか、桃太郎は鬼ヶ島に行って鬼を退治して金銀珊瑚を持って帰るのだが、この物語の中で鬼が悪事を働いたという記述はないことに気付いた。とすれば、桃太郎の方が悪党だなと思ったことがある。そんなこともあって大学の4年生頃だったと思うが、馬場あき子さんという方が書いた「鬼の研究」という本を読んだ。分かったような分からないような、不思議な読後感の本だった。理由は私が未熟であったと言うこと。年を重ねるにつれ何度も読み直し続けているのだが、いよいよ面白くなってきた。日本の古典について、人の心の在りようについてある程度の理解がないと読み過ごしてしまいそうである。夢枕獏氏の書いている陰陽師のシリーズにおける哀しい鬼の姿と思い合わせて読んでいる。

 近所に石材屋さんがいる。名前を出して良いのかな。宣伝になるかもしれないとは思うもののご本人の了承を得ていない。現段階では個人情報保護の観点から控えておくことにする。ここではいわゆる、一般的な石材だけでなく仏像を彫っておられる。そこでだが、その石材屋さんの工場の前にゴジラがいる。このゴジラ、世間の動きに敏感で、先日まではマスクを装着していたのだが、数日前に衣替えをしたらしく禰豆子のコスチュームを纏って立っていた。思わず笑ってシャッターを切った。車の中からなのでアングルも背景も無茶苦茶だが、とにかく紹介しておく。

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秋の種まきピークアウト

 秋の種まきが一段落した。何を植えたかなと作業日誌を開くと、ダイコン菜、丸葉山東菜、ビーツ2種、ダイコン3種、コールラビ2種、ニラ、ワケギ、タマネギ4種、エンドウ、キャベツ、白菜、ターサイ、ワサビナ、ソラマメ、ジャンボニンニクを植えていた。売るつもりである程度大量に植えたものもあれば、自家用にと1畝程度しか植えていないものもある。どの程度収獲があるかは分からない。

 春に植えたもので未だに収獲が続いているのはトウガラシである。トウガラシはこの時期になっても連続的に花を付け成熟していくだけでなく、コンスタントに売れる。来年はこれをもっと多く植えるつもりである。夏に購入した水前寺菜と雲南百薬の苗(各一株700円)は順調に育っている。この二つも来年の販売を目指している。

 果樹ではユズが収獲期であるが、スス病でいたんだものもあって30Kg程度の収獲になりそうだ。甘柿(富有)は防除をしなかったため収獲は10Kg程度かな。それもカメムシに食われて凸凹になっており、とても売るなど考えられない。渋柿(愛宕柿)は病虫害に強いため、防除しなくてもいくらか採れる。コンテナで5杯程度かな。少しは売れる品質のものがあるかもしれないが、全体的に小粒で期待はできない。自宅で干し柿にできるかどうか。

 まだ畑に残っているのが、春ジャガが秋ジャガに変わってしまったものと、サトイモである。サトイモは土寄せが不十分でイモは小さいし大した量は期待できないが、植えた本数が多いので自家消費するには多すぎる。様子を見ながら適当に売りに出す予定である。サトイモの一種である京芋(別名タケノコイモ)も何本か植えていたのだが、今年の出来は余り良くないようだ。ただこの京芋、ヌメリのないサトイモといった感じのイモで、おでんに入れると最高に旨い。もう少し冷えてきたら掘りあげるつもりである。

 これから植えるのは緑肥としての菜種2種、そしてネギを少々、それで今年は終わりである。2月にはいれば、自作の不細工な温室、いや温箱のなかで、来春植え付け用の苗作りが始まる。根っこを保温するための保温マットを買うかどうかで悩んでいる。電気を使わなくても何とかならないか、使用済み天ぷら油を使った簡易ランプで保温できないかなどない知恵を絞っているのだが、なかなか難しい。

 今日は通路として借りている土地300坪余りの草刈り、午後からは栗の収穫が終わって殆ど手入れをしていなかった山の草刈りをしたのだが、もう少し早く刈るべきだった。チガヤの穂が完熟状態になっており草刈り機で通ると種が舞い上がって、呼吸をすると鼻に入ってくる。マスクをしていないものでくすぐったくてたまらない。4時過ぎから向かいの畑でタマネギ用のマルチ張り、それで終わった。この畑には自家消費用の赤タマネギとサラダタマネギを植える予定である。赤タマネギをそのまますり下ろすと、野性味のあるドレッシングになり、そこらで市販されているドレッシングに負けないくらい美味しい。ただし、2月の終わりくらいには肥料が切れるような貧栄養状態で栽培しないと、彫り上げてからの持ちが悪いだけでなく、硝酸態窒素の含量が高くなってしまう。

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