秋の種まきピークアウト

 秋の種まきが一段落した。何を植えたかなと作業日誌を開くと、ダイコン菜、丸葉山東菜、ビーツ2種、ダイコン3種、コールラビ2種、ニラ、ワケギ、タマネギ4種、エンドウ、キャベツ、白菜、ターサイ、ワサビナ、ソラマメ、ジャンボニンニクを植えていた。売るつもりである程度大量に植えたものもあれば、自家用にと1畝程度しか植えていないものもある。どの程度収獲があるかは分からない。

 春に植えたもので未だに収獲が続いているのはトウガラシである。トウガラシはこの時期になっても連続的に花を付け成熟していくだけでなく、コンスタントに売れる。来年はこれをもっと多く植えるつもりである。夏に購入した水前寺菜と雲南百薬の苗(各一株700円)は順調に育っている。この二つも来年の販売を目指している。

 果樹ではユズが収獲期であるが、スス病でいたんだものもあって30Kg程度の収獲になりそうだ。甘柿(富有)は防除をしなかったため収獲は10Kg程度かな。それもカメムシに食われて凸凹になっており、とても売るなど考えられない。渋柿(愛宕柿)は病虫害に強いため、防除しなくてもいくらか採れる。コンテナで5杯程度かな。少しは売れる品質のものがあるかもしれないが、全体的に小粒で期待はできない。自宅で干し柿にできるかどうか。

 まだ畑に残っているのが、春ジャガが秋ジャガに変わってしまったものと、サトイモである。サトイモは土寄せが不十分でイモは小さいし大した量は期待できないが、植えた本数が多いので自家消費するには多すぎる。様子を見ながら適当に売りに出す予定である。サトイモの一種である京芋(別名タケノコイモ)も何本か植えていたのだが、今年の出来は余り良くないようだ。ただこの京芋、ヌメリのないサトイモといった感じのイモで、おでんに入れると最高に旨い。もう少し冷えてきたら掘りあげるつもりである。

 これから植えるのは緑肥としての菜種2種、そしてネギを少々、それで今年は終わりである。2月にはいれば、自作の不細工な温室、いや温箱のなかで、来春植え付け用の苗作りが始まる。根っこを保温するための保温マットを買うかどうかで悩んでいる。電気を使わなくても何とかならないか、使用済み天ぷら油を使った簡易ランプで保温できないかなどない知恵を絞っているのだが、なかなか難しい。

 今日は通路として借りている土地300坪余りの草刈り、午後からは栗の収穫が終わって殆ど手入れをしていなかった山の草刈りをしたのだが、もう少し早く刈るべきだった。チガヤの穂が完熟状態になっており草刈り機で通ると種が舞い上がって、呼吸をすると鼻に入ってくる。マスクをしていないものでくすぐったくてたまらない。4時過ぎから向かいの畑でタマネギ用のマルチ張り、それで終わった。この畑には自家消費用の赤タマネギとサラダタマネギを植える予定である。赤タマネギをそのまますり下ろすと、野性味のあるドレッシングになり、そこらで市販されているドレッシングに負けないくらい美味しい。ただし、2月の終わりくらいには肥料が切れるような貧栄養状態で栽培しないと、彫り上げてからの持ちが悪いだけでなく、硝酸態窒素の含量が高くなってしまう。

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