重陽の節句は過ぎた

9/12

 台風が去って、少しだけ暑さが収まってきた。とてもじゃないが、作業などできそうもない35℃の日々が終わり、何とか昼下がりの作業が可能になった。彼岸の頃までに秋冬野菜の種まきをと気持ちは逸るのだが、体力がついて行かない。夏場に茂った草を草刈り車に粉砕し、その後にトラクターを入れるのだが、やはり草が巻き付いて時々作業が中断する。さらにだが、トラクターの使い方が下手なため、畑に凸凹ができてしまう。土を人力で動かすのは暑すぎるので、ユーチューブのやり方を採用しているのだが、なかなか上手くいかない。ローターを低速正回転で動かしながらバックせよとか、逆回転で浅めの耕運にして前進せよとか、ローターを止めて動けとか色々あるのだが、なかなか上手くいかない。

 季節は進んでいるらしい。ウラギンシジミが目立つようになってきた。イシガケチョウもヒラヒラしている。栗の木も周りではヤマキマダラヒカゲたくさん飛んでいる。もっともサトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの区別はなかなか難しい。標高200mの栗林にいるからヤマキマダラヒカゲと思っているだけである。

 そろそろイノシシが水田に入る季節になってきた。電柵を張るために、昨日半分の畦草を切り今朝残りの半分を切った。でも一日遅かった。昨夜、イノシシが出没したらしく、畦を掘り返されていた。イネに被害がなかったのでまあ良いかとは思うものの、畦の修復には1週間くらいかかりそうだ。雨が降っているとはいえ、何とか今日中に、例え1本線であっても電柵張りを終えねばならないようだ。昼飯は終わった、これから電柵張りに出動です。

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管理機が壊れた

9/10

 管理機が壊れた。スターターのヒモが引っ張れない。どこかが焼き付いたのかなと思い、オイルの補給口を開けたら、ガソリンで薄まったオイルが流れ出してきた。手に負えそうな状況ではない。今から使おうと思ったのに修理に出さざるを得ない。ちょうど10年使ったやつでまだ直せば使えるとは思うが、オイルが減ったまま動かしていたとすると駄目な可能性もある。とにかく修理だ。

 実は昨日、新しい刈り払い機を注文したばかりだった。いわゆるホームセンターで売っている3万円程度のお手頃マシンではなく、ドイツのスチル社製のFS311というマシンである。ちょっとじゃなくてかなり以上に高価なのが欠点でだが、いわゆる刈り払い機が水平の動きで切るのに対して、このマシンは縦の動きでブッシュを切ることができる事が気に入った。急傾斜の法面で伸びて固くなった茎を持つススキの仲間と、そこに混じる灌木を切るにはこのマシンが良いと判断した。排気量も大きいのでナイロンコードで通常の切り方もできる。但し、ちょっと重たい。エンジンの排気量が大きいのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、少々の重さの差はハーネスが良ければクリアーできると考えている。まあ、私にとっては趣味の高級品である。使ってみての感想は近く報告しよう。

 というわけで、高価な趣味のクリアリングソーを注文した翌日に管理機(耕耘機)が壊れた。クリアリングソーは手持ちの刈り払い機で何とか代用できるが、管理機の方はそういう訳にはいかない。特にこの季節、秋から冬にかけて野菜の植え付けのための畑を作るのに必須である。修理が不可能と言われたらどうしようと悩んでいる。

 昨日、草だらけだった畑に草刈り機を入れたのだが、植えたままで雑草に覆われていたカボチャの実を5つくらい粉砕してしまった。ちょっと勿体ないなと思ったので,今日は草を刈る前に藪の中を歩き回り、4個のカボチャを救出した。今年はカボチャの値段がかなり高い。当地でも四分の一で150円位している。とすれば2400円分になり、種代は回収できたわけだ。とはいえ昨日は3000円分のカボチャを粉砕したと考えると、草刈り機を入れる前に捜索すべきであったと反省している。でも、コオロギが喜んで食べていると思えば、まあ良いか。

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言い訳記事・・・なるほどなるほど! 

9/8

 本人は合理的に考えているつもりなのだが、一昨日の段階で「マスコミが言うほどの台風ではなく,衰弱が早いだろう」と、他人に向かってはなかなか言えなかった。ブログにそっと書いただけである。9号が通って海水温が低下したため10号が衰弱する可能性は、専門家でなくても容易に予想できることであり、今頃とってつけたように言い出す理由にはならない。気象庁の予報官はそんなことさえも考慮せずに煽っていたのかと馬鹿にされて当然だろう。  

台風10号衰退、9号通過で海面水温低下か…「動力源」の水蒸気取り込めず

9/7(月) 20:33配信 読売新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/60abd72d1d53be25d67beee18f75b767341cef38

先行9号が影響?台風10号「特別警報」見送りの理由

9/82020/9/8 6:00 (2020/9/8 12:01 更新) 西日本新聞

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/642704/

 思うに、予報官はそれほど馬鹿ではない。言わされたと考えるのが正しいだろう。九州全域を暴風圏に入れた図を示しているのに、その暴風圏(10分間の平均風速が20m/sec以上の地域)の危険半円側の目に近い観測点が、20m/secに達しない風速しか予想されていない。地形の影響などあるとは思うがこんなに多くの例外地点があるはずがない。だから、急速に減衰すると予想した。では何故、あのような煽り報道になったのか。多分だが、自民党の総裁選に関係があるとみるのが妥当だろう。一昨日の時点でこれを言えば、陰謀論というラベルを貼られたと思うが、昨日の政治の動きを見れば納得される人もいくらかいるだろう。そういえば、伊勢谷友介さん(44)が大麻取締法違反(単純所持)の疑いで現行犯逮捕されましたね。

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台風通過

9/8

 台風10号は対馬海峡を抜けて、午前9時ごろ南部のウルサン付近に上陸したそうだ。これに伴い、台風による外部の送電線の異常が原因で南部のキョンジュ(慶州)にある原発で2つのタービン発電機が停止したという。会社側の説明では、台風により外部の送電線の異常が原因ということで、原発自体はは安定した状態にあるとしている。​これも言い方を柔らかくしているとは云え、外部電源喪失による緊急停止でしょう。9号台風で4基が緊急停止、2基の停止中の原発の冷却装置(炉心冷却装置なのか燃料棒冷却プールなのか、その両方であるのかは不明)も停止が起こった直後なのに、またさらに2基の緊急停止ということである。もちろん全力で復旧作業をしているとは思うが、計8基の原発に起きた同時異常事態に対応できる十分な数の技術者がいるのだろうか。

 10号台風の進路が9号で損傷を受けていた原発の近くを通るので嫌だなと思い、このブログに書こうかなと思っていたときに上のニュースを見つけたのである。北朝鮮も水害が酷そうだし何とかならないものだろうか。このもやもやした気持ちがあるため台風一過とはならず台風通過というタイトルになったわけである。

 朝10時に公民館に避難していたお二人を家に返した。後の雑務は区長さんにやって頂いた。今回の台風について、民生委員の仕事は一応終了である。さて、私の被害だが、栗の枝が数本折れた。あとは、トウガラシが1本傾いていた。ゴーヤ棚も少し傾いているが、ユンボで少し引っ張れば大丈夫だろう。被害と言うほどの被害らしきものはなかったということだ。運動不足になった本人の胃の調子が少し悪いだけである。余りにも強い台風だという報道のせいで、周りの人の風対策がすごかった。それを眺めることで、色々と勉強させてもらった。今しなければいけない事は、ロープの結び方を習得することである。これはすぐ始めよう。

 昨日、この台風は急速に衰えるのではないかと書いた。実際はそれほど急速に衰えた事はなさそうだ。では私の予感は間違っていたかと言えば、そうではない可能性も十分にある。予感と書いたのでオカルティックなことを想像された方がいたのではないかと思うのだが、そうではない。百年に一度の強さ、命を守る行動をといっていたマスコミの報道が、特別警報を出さないかもしれないと発表された頃から少しずつトーンダウンし始めた。なんかおかしいなと思って、ヤフーの天気予法で各地の風速の予想をページを見てみた。

 もっとも強かった頃に較べれば、屋久島に近づくころには、中心気圧は945hPaに低下し最大風速は45mであったとはいえ、台風は大型で強かった。その台風が九州の西海岸に沿って北上する。台風と海岸との距離は100Kmもない。進行方向の右半円だから危険半円と呼ばれる半円に西海岸はずっとあったわけである。そこで、台風通過に伴う風の強そうな地点の予想風速をちょっと書き抜いてみた。

 枕崎:25m/sec  屋久島:30m/sec  中種子町:26m/sec  指宿:20m/sec

 阿久根:25m/sec  苓北町: 23m/sec 南島原:21m/sec  雲仙:22m/sec

 長崎:17m/sec  上五島:18m/sec  小値賀町:27m/sec  五島:22m/sec

 平戸:17m/sec  対馬:28m/sec (市は省略)

 この風速が予想された時間は当然異なる。これらの値はもっとも強い時間帯の値を引用している。これらの風速が10分間の平均風速であり、瞬間最大風速がこの値の1.5~3.0倍になること位は知っている。それを加味しても、あれだけ命を守る行動をというには風速が低すぎるのではないかと考えた。それが原因で、マスコミで言われているほどの強力な台風ではなかろうと判断したのであった。ヒトによって意見は色々とあるだろう。私はボケ防止のために、できるだけ深掘りして考えることにしている。

 では何故、あそこまでマスコミは騒いだのだろうかというのが、次の疑問になるわけだが、ここから先は陰謀論的になるので書かない。皆さん自身で考えて下さい。

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台風

9/6

 過去に例のないような、希にしか見られない強い台風が来ていると、報道されている。確かに、一時は920hPaで中心付近の風速が50mと強い台風であった。だが、マスコミが大きく大きく取り上げたにしては、特別警報は出さない事になったそうだ。中心気圧920hPaで中心付近の風速が50mという台風は強い台風である事は間違いないが、100年に一度とマスコミが騒ぐほど希な台風ではない。

https://iroiro-kininaru.com/archives/2595.html#i-3より引用

 用心することに越したことはないし、しすぎて徒労に終わったとしても、まあよかったじゃないかと笑えば良い。それは間違いなくそうなのだが、どこかで警報が鳴っている。

 なぜだか分からないのだが,この台風は衰弱するのが早いのではないかという予感がしている。単なる予感だから信じて貰っては困る。私だって信じていない。朝からご老人2人が公民館に避難するのを手伝い、市役所に毛布を受け取りに行き、窓に養生テープを貼り、多くのものをロープで縛った。出荷中のナスとトウガラシを支持棒に結んだ。でも多分駄目になるだろう。コンテナを飛ばないように結びつけた。いまも結構強い風が吹いている。そうした対策に走り回りながらも、この台風は早めに弱る予感がするというだけである。理由?書くかも知れないし、書かないかも知れない。ただ、雨の降り方への注意は少し必要だと思う。

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