もうモズが来た

  一昨日、早朝からモズの高鳴きで目が覚めた。梅雨明け宣言から二日目、立秋までまだ一週間以上あるのに、もうモズかよと思ってしまう。一部の人達の意見であった温度と湿度が高くなれば自然消滅するはずだったコロナは、元気そのものである。毎日、直射日光の下で草刈りしかしていない老中の周りでは、大した変化はない。例年通りに耐えがたい速さで草が生え、いつものようにイノシシが掘り返し、例年通りに果樹の収獲が始まった。例年と違うのは、列をなしてやって来ていた、フルーツ観光用の大型バスをほとんど見なくなったことでる。観光農園を営んでいた人に取っては死活問題だろう。

 今朝は(昨日)、4日目の雨の降っていない朝である。山の草刈りにかまけて放っておいた畑に、草刈りに出かけた。5月の半ばから6月半ばにかけて切っていたはずだが、所によっては腰近くまで伸びている。梅雨明けまで気温があまり上がらなかったので、ゴーヤは雄花ばかりである。ここ数日はは暑い、数日後には雌花の割合が増えるだろう。2時間ほどかけてゴーヤ畑の草をを切り、次に植えたばかりのクリ畑に行った。このクリ畑は広い。まずどんなコースで草刈りをしようかと考える。暑さに慣れていない身体には熱さが身に沁みる。もちろん、マスクは付けていない。気温は36℃近くあったようで、マスクなしでも熱中症状態である。草刈り機のエンジンを止めればニイニイゼミの声以外に音はない。と思ったら、耳鳴りだったかもしれない。

 梅雨が明けて急に暑くなったとは云え、東北では冷夏ではないかという予想が流れている。梅雨末期の大雨でかなりな面積の水田が被害を受けた。せめて生き残った田んぼが豊作になるように願っている。

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