春いろいろ

 4月17日、久しぶりの少しまとまった雨である。昨日までの好天で、目の周りが熱を持つほど日焼けしていたので、いい休日である。気温は高めに推移しそうだから、この雨の後はワラビと雑草の生長が一気に進むだろう。

ワラビ:芽生えを踏まずに歩くのが困難なわらび畑 今のところ、1日で1 Kg程度は収穫できる。だがしかし、それを売ってお金にする手腕に欠けている。

 山の果樹園(果樹園というには収入が伴っていない)では、春の盛りというところであろう。数枚だけ写真を出しておく。

ゼンマイ:ワラビより高価で取引されるそうだが、商売にできるほどの量が取れるわけではない。でも、株元を見ればわかるように、すでに誰かが採集していった形跡が残っている。誰かが良い目にあっていればまあいいとしよう。
カエデの芽生え:秋に真っ赤に紅葉する品種の芽生えである。苗木屋さんで見ると、結構いい値段が付いている。ここから掘り起こして、鉢に上げればと思わないでもないが、販路を持たないと徒労に終わるのは間違いない。
スミレの品種はいろいろあって、同定はなかなか難しい。アカネスミレではないかと思っているが、そうでない可能性も十分にありそうだ。

 カエデの新芽はとても綺麗であるが、これについては別に投稿しよう。

 甘夏、ダイダイ、温州ミカン、パールカンなど、柑橘類の幾つかの品種を購入して植え続けている。多くの柑橘類は植えつけて2〜3年後から実がなり始める。一昨日届いたレモンの苗(リスボンとトゲなしのビアフランカ)も植えていたのだが、この雨のお陰で水やりはかなり楽になりそうだ。

 植えた苗木に取っては有り難い雨だが、もうすぐ収穫期を迎える早生のタマネギにとっては有り難いとばかり云ってはおられない。昨年の不作の原因であるベト病が心配である。勿論、雨が上がったあと殺菌剤を撒けば感染は避けられるとは思うが、収穫が近くなった時点での薬剤散布はあまりしたくない。しかし、病徴が出てからの散布では手遅れになる。明日からの天気を見ながら、悩ましい判断をしなくてはならないだろう。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク