暑さの表現

 いや、とにかく暑い。39℃を超える日が続いている。犬を飼っているのだが、気息奄々の状態である。この季節に本物の毛皮を着ているのだから仕方ないだろう。エアコンの冷気を流してやってはいるのだが、ここまで暑いと犬用のスポットクーラーが必要になりそうである。

 気象庁によれば、正午から午後2時までの間に気温が25℃以上で30℃未満で夏日、30℃以上35℃未満で気象庁、日最高気温が35度以上の日が猛暑日となっているそうだが、一寸ばかり命名がお粗末な気がする。日本語には厳しい暑さを表す言葉はたくさん存在する。猛暑、酷暑、極暑、激暑、大暑、炎熱、厳暑、炎暑、焦熱、灼熱、極熱などなど。これらを暑い順番に並べよなどと言われたら、暑いどころか冷や汗が流しても正解することは難しいだろう。もっとも、正解があるかどうかも分からないが。

 それにしても、気温が体温を超えると暑さのレベルが一段と上がったように感じる。この体感に合わせて表現を決めたらどうだろう。33℃から36℃で猛暑日、36℃から38℃までは酷暑日、38℃から41℃までは焦熱日、41度を超えたら地獄の釜が開いたような暑さと言うことで釜開き日など。されど、決める前に各表現の暑さの順序が決まっていないと、これは難しいか。

 先の個人的な定義では焦熱日が続いている昨今、農作業は午前5時から10時頃まででいったん終えることにしている。炎天下で働けば脱水症状を起こしかねない。昼間の気が向いた時は、日陰になる小屋の中で薪棚を組んでいる。この暑さの中、暖房用木材の置き場所を作っているわけだ。汗だくで運び、積み上げた薪を眺め、これらが燃えると考えるとまたいっそうの汗が噴き出してしまう。

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完成?した薪棚(2ヶ月分程度の薪)
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