路肩崩落

6/21

 平成24年に起こった九州北部豪雨で、私の栗畑の横を通る市道の路肩が崩落した。道路から溢れた雨水が滝のように私の栗畑(この部分はサツマイモを植えている)へ流れ込み、表土を30cm近く流してしまったのである。この豪雨では市内の棚田の被害が大きく復旧もそちらを優先してなされたため、この崩落部分の復旧は遅れ今年の5月にようやく土嚢を積み上げる暫定的な処置がなされたのである。

 昨夜の10時過ぎ、緊急の豪雨に関する情報が流れた。激しい雨と雷がかなりの時間続いた。先の補修箇所が気になって朝から出かけたのだが、何と土嚢はほとんど流されイモ畑の中に落ちていた。植えていたサツマイモ「薩摩金時苗」の半分は流され、畑の表土も流れ去っている。苗を植え付け、枯れないようにと水をやりようやく元気になっていたのに・・・。

 私のイモの問題は横に置くとして、道路の路盤が見えるまでになっている。この道路は一応幹線として機能しているため、崩落してしまうと影響が大きい。写真を撮って、市役所に連絡に行った。損壊場所と被害状況の説明をして帰ってきたのは11時半、今日は欠け苗の植え付けするつもりだったのだが、この時間からでは暑すぎてやる気がしない。水をかぶった方がまだましだと思い、2時間ほどかけて泥にまみれたトラクターを洗った。乾いたらグリーシングをしようと思っているが、明日はまた雨らしい。本当に何をしているのやら、自然相手の仕事は思い通りには進まない。

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路肩まで崩落した法面
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無惨にも流れ落ちた土嚢群
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崩落した路肩を下から撮影
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