12月に入って10日余り、昨日から雨が降っているとはいえ、かなり暖かい日が続いている。11月に一度寒い時期があったことが原因かも知れないが、畑のパクチョイは全て抽苔してしまい花盛りである。抽苔すると葉が硬くなり味が落ちるので全てを切ろうかと思ったが、よく見るとミツバチが多数訪れて採密している。夏の間、仕方なく使った殺虫剤でミツバチも殺していたはずである。ここは罪滅ぼしだなと考えて、しばらくそのまま維持することにした。
暖かさにつられたのか、ボリジも芽を出し順調に生長し蕾までつけかけている。6月末に虫害で枯れてしまっていたが、種子が落ちていたのだろう。
ついでにエンドウを植えていたのだが,これも順調に生育中である。このエンドウ、ファラオバイオレットと云われる品種で、いまではさほど珍しくなくなったとはいえ、ツタンカーメンの副葬品のなかにあったという由来の品種である。エンドウの種子が、いくら乾燥状態にあったとしても3,200年余りの保存に耐えるのかどうか、私には分からない。とはいえ、1つのロマンとして楽しめばよい。豆が実る頃のさやの色が美しいので、その頃再度アップする予定である。
さらにムギ、麦わらを買ってブルーベリーのマルチ代わりに敷いていた。ところが、10月の半ば頃からムギの芽がぐんぐん伸び始め、元気よく出穂までしてしまった。しばらく前から花も咲いていたので、稔るかもしれないと放置していたら種子ができはじめたようである。これらのムギは収穫に至るのだろうか。