幅広い視野を

  昨日起きたら、目が開かない.目脂がびっしり張り付いている。熱いタオルで何とか湿しながら目を開けると、両方の上下のまぶたが腫れている。本来の顔の幅は狭い方だが、目の周りだけは太りすぎた朝青龍のようだ。これは風邪ではないと判断してネットで調べるとアデノウイルス感染症がぴったり当てはまる。仕事帰りに内科に寄ったのだが、目の症状を訴えても風邪という判断は変わらず、風邪薬を処方された。

  仕方なく、今日は朝から眼科に行った。受付で保険証を出した。どう見てもアデノウイルス感染と思われるのであなたもすぐ手を洗いなさいと云ったら、受付嬢が笑い出した。この病院は、受付と病状の聞き取りが別である。看護婦さんが来てどうしましたと問いかけるので、目が朝青龍になった。景色がパノラマで見えますと答えた。また笑われた。的確に答えているつもりなのだが、どこか違うらしい。周りの患者さんの話を盗み聞いていると、ここが痛いとか、ごろごろするとか、痒いとか、見えにくいとか答えている。でもね、目が細い隙間になって、パノラマ画像しか見えないくらい腫れていれば、その程度の症状があるのは当然だろうと思ってしまう私が異常か?。しかし、眼科である.目の症状緩和の薬しかでなかった。医者がもっと広い視野と知識を持って一軒の病院で事が済めばいいのに、と思いながら薬局で薬を貰い車に戻る途中、パノラマ視野の隅で見てしまった。さっき私が座っていた椅子を、看護婦さんが丁寧に拭いていた。正しい判断である。ただアデノウイルスに対して70%アルコールは効果が低い。薄めたハイターであることが望ましい。

  ここで看護士と使ったのでは雰囲気がでない、やはり看護婦だ。

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