南瓜の吊り栽培

  山道の途中に栽培を止めたナシ畑がある。栽培を止めると一気に荒廃するのが常なのだが、ここの畑は違った。日々消費するような野菜や根菜類が継続して植えられている。あの場所では、最も問題となるのはイノシシであろう。通る度にどんな工夫がされているのか気になっていたのだが、今年はカボチャが植えられていた。カボチャも食べられるのではと観察していたら、カボチャの蔓はナシ用の植栽棚にスクスクと登ってゆき、高いところで実を付けた。

スクリーンショット(2014-09-27 22.46.29)

  成る程と納得していたのだが、しばらくするとカボチャの重量が増えてだんだんと蔓が垂れてくるのである。今では写真のように地表から40㎝くらいの所まで垂れ下がってきた。こうなると、人による収穫とイノシシによる収穫のどちらが早いかということになるのだろう。面白いことだが、地表でなったカボチャに比べいくぶん縦長になっているようだ。重力のせいだろう。無重力の状態でカボチャを作ると真ん丸のカボチャが採れるのかもしれない。このスリムカボチャ、1つ購入して食べてみたい気分である。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク