体調不良

 3月の終わり頃から一寸ばかり参加者の多い会合に3回ほど出席した。それが原因であるかどうかは不明だが、その辺りから無秩序な体調不良に悩まされている。視力の低下、倦怠感、体力の低下、味覚異常、痰が切れず声が出難い、嗅覚異常、平衡感覚の異常、食後の頻脈、昼夜を問わない頻尿など。症状をながめても腎臓が悪いとか肝臓が弱っていそうとか言えそうな体系性に欠けるのである。あり得る可能性の中で最もありそうなのは、しばらく放置していた糖尿病が悪化しているということだろう。

 あちこち纏めて全部悪い、頭も悪くなっていると云えば、それは仕方がないが、こんな場合西洋医学の切れ味が悪くなる。内科か、循環器科か、呼吸器科か、耳鼻科か、眼科か、泌尿器科か、どこに行けば良いか分からない。もうお年ですからと括られて終わりだろう。何とか科と分断された状況にある医師は他の分野に関して深い知識は持たない場合が多い。近くの総合病院に紹介するしかしないだろう。東洋医学はもともと切れ味鋭いものではないが、はまった場合はとても効果的なこともある。放置を続けていたらお盆が過ぎた。ロングコビッドの可能性も頭をかすめるが、その場合の治療法は確立していない。とすればどこへ行くべきか、しばらく考えてみよう。

 昨日、午後から夕立で少し涼しかったので、雑草が伸び放題になっていた5反ほどの畑の草を切った。前回から一月半くらいしか経っていないのだが草丈は1mを超えていた。秋作のジャガイモを植えようと思っているので、草切りをした畑を2度ほどトラクターで耕耘し、肥料をまいた後9月初めの植え付けとなる。それでも半分ほどの土地が余るので、残りにはカボチャ(冬至カボチャ)を植える予定である。植え付けた後、ほとんど手のかからないものを選んだわけだ。それはそうと、ほんの一畝だけ植えておいたサツマイモがそろそろ収穫なのだが、困ったことにすぐ近くにまでイノシシが侵出している。電柵をと思うが、乾電池式の発信機とポールと電線でも5万円ほどかかる。採れたサツマイモ、自分はひねたイモを食べ良い芋を売ったとしても1万円にもならないだろう。まあ来年も使えるので良いことにしよう。年に一回、一時期にしか使わない道具だけは増えて行く。生業としての農業では道具長者にはなれてもお金持ちにはなれない。もっとも納得してやっているので、苦にはならないし不満もない。

 

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