近頃、政府が地震の発生が近いとする情報を出し続けている。北海道東岸域、東北から関東までの太平洋側、東海から日向灘に連なる東南海ー南海地震域、首都直下型地震の可能性、沖縄近海もだ。能登半島沖から秋田県西岸域もキナ臭い。太陽活動が激しくなると、地震の発生確率が上がるという説もある。先日からCME(太陽でのプラズマ爆発現象)のせいでデリンジャー現象が起こっているみたいだ。
来るものはしょうがない。ある程度の物質的、精神的備えをしておくしか方法はない。何しろ地震予知は必ず当たる。このあたりは危ないといっておけば、いつかは起こるからである。では何時起こるのか。これはわからない。緊急地震速報を当てにしている人が結構いるようだが、あれは遠くの地震には有効だが直下型の地震には対応できない。P波とS波の伝わるスピードの差を利用したシステムであるため、直下型の地震においては、緊急地震速報が出る前に強い揺れが襲ってくる。あのシステムは地震予知研究会だったかな、なかなか予知ができないじゃないかという批判を躱すために・・・むにゃむにゃ。
火山活動もすごく活発である。世界の状況と同期しているような風情である。何でこんなことを書くかといえば、ここ数日、雲がおかしい。いわゆる地震雲とされている形の雲をよく見かける。今日は長い時間西から東に肋骨状形地震雲あるいは弓状型地震雲ともみえる雲が流れていた。もっとも、予知に繋がる地震雲が本当にあるのかどうかは知らない。信じるのかと聞かれれば、いまの所余り信じないと答えるだろう。
とはいえ、今回気になるのは、入るはずのないAM局が聞こえているからだ。地震予知にFM電波が使われる例は聞いた事があるが、地震前にAM電波が異常を示すとは聞いた事がない。春先とか秋口に電波の受信状況が乱れるという現象があるのは聞いた事がある。現在も電離層が何らかの撹乱を受けているという事だろう。
そうだ、今日昼過ぎだったかな、東南の空に彩雲がでていた。大きなものではなかったししばらくしたら消えてしまった。以前もっと大きな彩雲がでた時も大きな地震は起こらなかったので無視していたのだが、ヤフーニュースによれば佐賀県でも大きな彩雲が見られたという。だからといって、なんだというつもりはない。いろいろな現象が重なっていますねというだけです。
どうせ何時かは起こるものだから、いわゆる地殻プレート間で起こるM8~M9の巨大地震だけでなく、プレート内で起こるM7.5前後の地震にも注意しましょうねという話に過ぎない。後は読者のリテラシーにお任せする。では