副反応?副作用

 昨日から良い天気である。特に今日は最高気温が20℃近くまで上がり、農作業には最高といいたいのだが、スギ花粉の飛散にも最高の気象条件である。それはそうと、ジャガイモの種いもから芽がたくさん出始めていた。品種はメイクイーン、直売所ではよく知られたメイクイーンや男爵の売れ行きが良いため、1月初め頃に一箱買っていたものである。種芋を切り草木灰で切り口を覆いながら植え付けていく。昨日と今日で300本余りを植えた。芽かき作業が大変になりそうだ。

 問題は良い天気である。寒波の後の好天、風は強めで暖かいと来れば、車のフロントガラスの上で花粉が確認できるほど飛んでくる。昨日はまだ我慢できたが今日はもういけない。涙とクシャミと鼻水で仕事がはかどらないことこの上ない。ゴーグルは付けていたがほとんど効果なし。マスクは作業中に付けると酸欠になる。酸欠になると血中の酸素濃度が低下する。鼻水を流し、クシャミを続け、血中酸素濃度が低下しているとすれば、コロナウイルスに感染しているみたいだ。もちろん、その状態では店に入るのもはばかられるだろう。

 午後3時半、耐えられなくなって作業を中断した。家に帰り花粉症用の目薬を差し、鼻炎用の買い薬(抗アレルギー薬)を飲んだ。体力は残っていたので、少し落ち着いたら夕方からもう一度畑に出るつもりだったのだが、一時間ほど待ってもほとんど効果はない。花粉が量が多かったのだろうともう少し待った。そうしたら猛烈な眠気がやってきた。薬の効果はでないのに副作用だけは十分に現れた。そのまま横になって2時間ほど寝てしまった。

 アメリカはいまだに内乱含みの状態、日本政府もグダグダ、オリンピックも何が何だかわからない(利権の確保と責任のなすり合いはわかっています)、マスコミは報道しない自由を謳歌し、コロナウイルスは政治的に操作されて永遠のコロナになりそう、ワクチンの評価も二極化しているだけでなく、接種した人と接種しなかった人を分断するような話ばかり。2007年にカナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインが「ショックドクトリン」という本を書いたのだが、まさにその通りのことが起こっている。ショックドクトリン、「惨事便乗型資本主義」あるいは「火事場泥棒資本主義」と訳される社会変革の手法で、災害や疫病の蔓延で人々がショック状態にある間に、過剰なまでに市民生活に干渉して社会変革と市場原理主義的政策を強行することと考えて良い。

 まあ、現在起こっているのはコロナウイルスを使った社会変革であるとする視点を皆が共有して、落ち着いた対応が必要なのだが、国の出してくる情報を吟味することなくマスコミが煽る構造になっているため、このドクトリンに載せられていると実感している人は少ないようだ。ミルトン・フリードマンは大嫌いだ。少し冷静になって、身近な人達との共同体を大切にし、この状態から抜け出すことを考えないといけないのだが、悪意の分断政策に乗っかってしまった自発的警察官が多くてやり切れないな。

 鼻炎薬、効果は出なかったが副作用はすぐに出た。ワクチンがそうならないことを願っている。でもなんで副作用という言葉を副反応に変えたのだろう。言葉を変えながら騙していく人は嫌いだ、単位を変更していく人達も好きではない。もちろん、ゴールポストを動かす人はもっと嫌いである。どんな事件をさしているのかは各自考えて欲しい。水漏れ注意!

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