突然 米屋開業

  60の手習いで始めた百姓暮らし、どう頑張っても近所のお爺ちゃんお婆ちゃんには及ばない。これはどうしようもない事実である。私がいくら足掻いても、年に一度しか経験できない。追いつくこと自体が無理筋の話である。とはいえ、ようやく新米が取れた。稲作については、師匠の指導により結構良い米が取れている。読者の中で筆者の作った米を購入しても良いという方がおられたら、これを販売することにする。

産地とPR

  産地はうきは市、水縄山脈東端の山麓である。一応棚田米として販売されている地域の米である。今年は二枚の田んぼのコメを混ぜて籾摺りをしてしまったが、一枚の田んぼは湧水を水源としている。PRする点があるとすれば、間違いなく100%新米であること、この地方がF1事故の影響を殆ど受けていないこと、農薬の最終散布から50日以上経ってからの収穫であること、米粒はやや小さめだが粒立ちががとても良いところであろう。米粒のサイズは、品種ヒノヒカリの性質と同時に、湧水での栽培であり水温が低めであることが原因であろう。味は人それぞれの好みがあると思うが、去年までに購入した人達からの評価は高い。ただ、今年の米は乾燥が少しきつかったらしく、通常の新米より水の量を多くしないと堅めのご飯ができるようだ。30袋はすでに予約済みの状況にあり、あと40袋(1,200 Kg)程が販売可能である。

価格

  価格をどうするか。これはとても悩ましい。私個人の意見もだが、その地方の相場というものがある。さらに来年の春からは、色々な農産物を含めてネット販売の企画を考え始めている。そうした中でいくらで売るか。ネットで売られている同じ地区の同じレベルの米の価格を調べると、大体1㎏当たり500円から600円位である。従って、500円とした。勿論、スーパーで販売しているブレンド米は、はるかに安い。ただ、こうした安売り米はーいや安売り米の批判は止めよう。とにかく安売り米を相手に戦うことは考えていない。私が作っているのは食べ物のお米であってエサではない。産地と栽培状況、各年の質の善し悪しについてはその理由を明確にして、購入する人と作るヒトの信頼感を基礎に考えたい。農薬に対する考え方については、このブログで少しばかり書くつもりである。なお、できる限りそれなりのおまけを付けるつもりである。

送料

  送料に関しては、クロネコ便と飛脚便を比較して決めることにする。

白米か玄米か無洗米か?

  販売は白米か玄米か、それとも無洗米か。米は精米してから時間が経つと、次第に味が落ちる。2万円前後で結構良い精米器が売られているので、玄米で購入されて少しずつ精米して食べられることをお勧めする。とはいえ、白米指定、無洗米指定も可能。福岡近郊の方であれば、浮羽フルーツ観光のついでに立ち寄ってもらえば、そこでの受け渡しで対応します。

  だからといって、このブログにいつまでも“お米売ります”の宣伝をしておくのは場違いな気がしている。将来的には別ブログを立ち上げる予定ですが、しばらくは同床異夢、ここにおいておくことにする。買われなくても結構、興味のある方は以下のアドレスまでご連絡下さい。メールで価格、送料などご連絡します。もちろん返事は本名でまともに対応します。

  メールはsilent-minorityQexcite.co.jp のQを@に変えて送信して下さい。

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