雨に降られて

  昨日(日曜日)は一日中よく降った。気温は20度台まで落ちたし、湿度は高い。イネの穂首イモチが発生するのに最適な天候になっている。余り薬は使いたくないが、この状況では仕方がないかなと考えている。とにかく現場を見なければ判断はできないと、雨ではあったが出かけていった。状況は余り良くない。ここ数日の間に決めなければならないだろう。ただ、断続的な雨が降るという予報の下では、薬を撒くタイミングが難しい。通作農民のつらさである。

  ついでに栗園にも行ってみた。雨が強く降っている時の山道は、かなり怖いものである。私の土地に生えている大きくなった臭木の枝が雨粒の重みで折れ、道をふさいでいた。雨合羽の用意もなかったしチェーンソウも持ち合わせていなかったが、そのままでは通行の邪魔になる。仕方なく刃渡り15cmくらいの鋸で、枝を落とし何とか通れるようにした。ずぶ濡れである。さらに周回道路を歩いてみると、水路にフタが落ちてゴミがつまり水が道路上を流れている。このままで豪雨にでもなれば、路肩へと水があふれて道路崩壊の可能性もある。ということで、山小屋に戻りクワを持ち出して水路の清掃、それから帰途につく。

  結構疲れたらしく途中で眠たくなった。セブンイレブンの駐車場に入って1時間程仮眠した後、帰宅した。カキ畑も心配である。この天候では、フジコナカイガラムシ、炭疽病、カメムシに注意を払わねばならない。

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