Mouse trap

  昨日、ネズミになった。大通りから外れて、一台の車も走っていない田んぼの中の一本道に入った。そこまでが混んでいたため、これからスムースに走れると思ったとたん、 笑顔の警官に止められた。12,000円の罰金、1点を引かれゴールド資格を失うことになった。 いままでにも何度か捕まったことはある。計算してみると、9〜10万kmに1回くらいの割合で捕まっているようだ。

  間違いなく道路交通法違反であるとして従うつもりではあるが、実に気分が悪い。まあ彼らも仕事だからと思うのは思うのだが、それでもやはり気分が悪い。いままでの経験からすると、捕まって1年くらいは警察に対して極めて冷淡になっている自分がいる。何故かと思って考えてみた。理由のひとつは、取り締まりの場所が、通常危険とは思えない捕まえやすさだけを考慮したような場所であることに起因する。警察側の論理では、そういう場所が危ないというかもしれないが。もう一つは、何だろう。私の自宅は観光地に近い。週末あるいは年末年始の深夜は、バイクに乗った若者集団が轟音を立てて走っている。取り締まりは本当に時々、止まりなさいと言いながらパトカーが付いて行く場合が多い。非難しているのではない。確かに2人の警察官で、あの集団と向き合うのは怖いだろうなと同情している。でも、そうだとしたら不公平だという気持ちも起きてくる。考えていたら、まだある。通勤時に大きめの警察署の横を通るのだが、ここから出てくる赤色灯をつけていない白バイのスピ−ドは明らかに違反の域にある。一方通行の出口で捕まったトラウマもある。・・・もう止めよう、大人げない。

  何を言っても愚痴である。分かっちゃいるけど、なんかもやもやしている。職場の皆さんは、捕まったと言ったら大笑いして喜んでくれた。笑いのネタになっただけでも良いか。警察の方々へ:いまもしなにか事件があって私の所に聞き込みにこられても、きっとすごく冷淡な対応しかしないでしょう。まだ、人間が出来ていないので。乞うご容赦。

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