炎天下の農作業

7/20  カキ摘果

  午後から、柿の摘果を行った。摘蕾の段階で十分に落とし切れていないため、実が鈴なりになった枝が曲がって垂れてくる。いや〜垂れ柿だなどという余裕はない。専門で作っている人の農園では、しっかりとした枝に充実した実がなっている。私のところでは細い枝に、小さな実が鈴なりである。あらためて気を取り直し、7時過ぎまで実を落とし続けた。落とした果実の数は800個を越えた。植えてから30年くらいたった木だそうだが、その生産力の高さには驚くしかない。

  今年は暑い。暑い年にはカメムシの発生数が急増する。山口県ではカメムシ注意報が、すでに発令されているそうである。周囲の桃畑は出荷の最盛期、ナシ園とブドウ園もそろそろ最盛期を迎える。これらの園では、袋を掛けることでカメムシに対応している。カキには袋を掛けるという対応法を見たことがない。柿の袋掛けができないか考えて見よう。

7/21  道路整備

草刈後の山道
草刈後の山道

  今日は、果樹園周辺の人が総出で行う道路整備事業である。集合時刻が7時半ということで5時に起きて5時半前に出発した。昨日の疲れが幾分あるとはいえ、早朝の空気は気持ちがよい。ところが、私と同世代とおぼしき人々が、何人も歩いている。中には汗をかいて走っている人もいる。私はただ歩くことやただ走ることには、あまり意欲が涌かないらしい。健康のためと言われても、長続きしないのである。どうやら私の意欲向上には、もっと具体的な目標を必要とするらしい。

  7時半から一斉に草刈り開始、全山で草刈り機の音が湧き上がる。耕作放置された農園では、草は伸び放題になり道路へと侵入してくる。この時期、放っておくと、侵入する草の壁で道幅は半分くらいに狭まってくる。植物の生長力は凄い。2時間半ほどで作業終了後に朝食を取ってあと昼寝、昼過ぎからカキ園と水田に顔を出す。カキはまだなりすぎているが、水田は順調、コブノメイガとイモチに注意が要りそうである。そして、選挙であることから早めに帰宅する。問題にすべきことが殆ど論じられていない空虚な選挙だが、棄権はしたくない。

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