柿・・・その後

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  近頃農地の話を書かなかったが、別にサボっていたわけではない。大量の柿に圧倒されて疲れ果てていたのが事実である。柿のシーズン最後の頃、近所の人が見かねて35コンテナほど採果して持って行ってくれた。これで助かった。とはいえ、わが家にはなんとも処理できなかった柿が、15コンテナほど残っている。人に押しつけて贈呈するのも、限度がある。来年は、何とか流通にのせて販売することを考えないといけないだろう。

  12月からは、そのカキ畑での剪定で手一杯である。今年は、昨年の轍は踏むまいとかなり強めに枝を落としているが、どうなるか結果は一年経たないと分からない。いかなる意図でそれぞれの枝を処理したのか、一年経ったら忘れていそうでそれが心配である。

  去年のブログで紹介したとても立派な柿の木、なんと地主さんが切ってしまった。まあ電線との関係や実が道路に落ちるなどという問題があったことは事実だし、下から実を採ろうにも、半分以上は届かないところになっていた。仕方ないといえば仕方ないが、実にもったいない。でも田舎の人はおおらかである。すぐに脇芽が伸びるから大丈夫、3年もすれば丁度いい大きさで収穫できるようになるという。この時間感覚が素晴らしい。

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