田んぼ耕耘

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  夕べ遅く奈良から帰ってきた。朝起きるといくぶん疲れが残っている。とはいえ、田植え前に3回ほど田んぼを耕しておくようにとの師匠の命令には従わねばならない。走行距離11万キロのプリウスに乗って、70 Km先の田んぼに出勤した。トラクターに乗り換えて耕耘を始めたのだが、2日前に雨が降っていたらしく、一部は泥濘状態である。3反を耕耘するのに4時間近くかかってしまった。

  トラクターを乗り入れて10分ほどたった頃、二羽のセグロセキレイが現れた。次いで、多分だがハシブトガラスも飛来した。トラクターの後について、表面に出てきた虫やミミズを食べているらしい。その後、コカワラヒワの二羽も参加した。(カワラヒワかもしれない)コカワラヒワはくちばしの形からしても穀物を食べると思われるが、見ていると昆虫も時には食べているように見える。

  2時間ほど経った頃、アオサギが飛来した。結構大型のサギで貫禄と気品を兼ね備えている。気の強そうな目でこちらを見ながら、悠然とエサを啄んでいた。アオサギを2 mほどの近距離で見たのは初めてで、これがこの日で最大の収穫だった。

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